医療用ウィッグをしたままでもスポーツができる?
治療中に髪の毛が抜けたために医療用ウィッグをつけることになった場合、スポーツをする時はどうなるのか心配になっていませんか。
体を動かすことが好きな人にとっては重要な問題です。
髪の毛が早く伸びてくれれば良いのですが、そう簡単に長くなるわけではありません。
医療用ウィッグがどれだけ万能で機能的なのかを探ってみましょう。
登山やテニスなどを行っても大丈夫
元々運動部であったり、病気になってから体のために登山を始めるなど体を動かすきっかけは様々です。
そして、意外と病気をきっかけに趣味を持つ人は多く、学生時代は運動部ではなかったけれどランニングを始める人もいます。
体を動かせば汗をかき、医療用とは言え、ウィッグをつければ蒸れてしまうのではないかと思いませんか。
激しい動きをするとずれてしまうだろうと思っている人もいるはずです。
確かに、スマッシュを打った時にずれてしまってはカッコ悪くなってしまうでしょう。
ですが、このような不安は必要ありません。
通気性が良いので蒸れにくく、また、ずれにくい作りとなっています。
なので、テニスやゴルフなどを行う時に使ってみましょう。
また、登山を行う時にも向いています。
しかし、ずれにくいと逆に外したい時に面倒なことになると思っていませんか。
そこも面倒なことがないので、安心してください。
髪の毛のことを気にして我慢している人は試してみませんか。
どんな医療用ウィッグを選ぶべきか
医療用ウィッグにはスポーツ用のウィッグもあります。
運動をする時のことを考えて作られていますので、問題なく身につけることができます。
アジャスターがついているタイプであれば、サイズ調整できるのでぴったりサイズも簡単です。
両面テープをつけてしっかりと固定すれば、スポーツをしている時に簡単に外れることはないでしょう。
ネットのおかげで通気性が良いために、蒸れることを心配する必要はありません。
通気性が良くないと蒸れて気持ち悪くなることもありますが、通気性が良いので心置きなく体を動かして汗をかけます。
また、激しい動きをしても耐えられるように設計されています。
スポーツ用以外では外れやすい可能性があり、性能が良くなっているとは言え、確認しておかないと蒸れたりずれたりすることがあるかもしれません。
水泳を行なっている人は使えるのか
水泳をしている人が多いですが、さすがに水泳を行う時は医療用ウィッグを外した方が良いです。
プールに使われている塩素と金具に使われている金属が反応してしまうために、錆びついてしまう恐れがあります。
スイミングキャップもつけていますので、水泳をする際には向いていません。
また、頭を使うサッカーやマット運動を行う時も外した方が良いです。
医療用ウィッグに負担がかかってしまうので、このようなスポーツをする時には向いていません。
これらを行う時には外して行うようにしてください。
何を行うのかによっては、外した方が良いこともありますが、水泳と頭を使うスポーツ以外であれば医療用ウィッグをつけたままでも構いません。
テニスやゴルフなどであれば、あまり問題はないでしょう。
これから、何かを始めたいと思っているのであれば、医療用ウィッグをつけたままでも大丈夫なスポーツかを基準に選ぶのも良いかも知れません。
見た目も自然な上に、通気性も良いですから、おしゃれな格好でスポーツをきっと楽しめます。