人毛の医療用ウィッグのシャンプーはどのくらいの頻度で行う?
医療用ウィッグの素材として人毛と人工毛があります。
人毛は人の毛を使っているので傷んでくると切れやすくなるなど問題が出てきます。
それを防ぐためにも定期的にシャンプーをするとよいでしょう。
この記事ではシャンプーの頻度についてお伝えします。
夏場なら汗の量などにより数日に一回
日本の夏は非常に暑く、35度の猛暑日を超える日が連日続いたりもします。
立っているだけで汗をかいているのがわかりますが、顔や腕など見える部分だけでなく全身から汗が出ていると言ってよいでしょう。
頭皮からも汗が出てくるので、髪の毛がびしょびしょになるくらい汗をかくこともあるかもしれません。
病気のために投薬治療を受けているとき、その副作用で髪の毛の量が少なくなるかもしれません。
医療用ウィッグを使えば見た目上は髪の毛の薄さを感じさせずに済みます。
ウィッグには人工毛を使うものもありますが、より自然に見せられる人毛タイプが人気です。
その一方で自然の物なので手入れには十分注意しないといけないでしょう。
自分で行える手入れの方法としてはシャンプーがあります。
ウィッグを付けて暑い外を歩いたりするとかなり汗の影響を受けそうです。
どのくらいの頻度でシャンプーをするのが良いかですが、毎日まではする必要はないでしょう。
二日や三日おきぐらいでも問題ありません。
どうしても気になるなら水洗いを間に入れながら行っても良いでしょう。
冬場は汚れにくくなるので頻度は多くなくてよい
夏と冬で皮膚の汚れにどれくらい違いがあるかです。
夏は汗を良くかきますが、そのために汚れやすいと感じている人がいるようです。
冬は夏ほどではないですがそれなりに汗をかいています。
厚着をしたり暖房のきいた部屋などにいるとじんわりかいてくるのでしょう。
人毛の医療用ウィッグの冬場のシャンプーですが、汗の量が夏場に比べると少なくなるので、それほど頻繁にする必要はないでしょう。
かといって全くしないでいいわけでもありません。
適度に臭いをかいでみて、臭いが気になる場合は洗うようにしてみましょう。
目安としては1週間に1度ぐらいで十分でしょう。
自分の体の臭いは自分ではわかりにくいときもあるので、家族の誰かに確認してもらうと良いかも知れません。
冬だからとそのまま使い続けていると傷むときもあるので、適度に洗ってメンテナンスをしてあげましょう。
外での利用が多いか室内での利用が多いか
病気で投薬治療を受けるとき、病気の度合いが重いときには入院をしないといけないでしょう。
一方これから快方に向かうに当たっての治療もあります。
このときは病状は軽いので、日常生活を送りながら薬も利用する状態です。
外出をしたり仕事をしたりすることもあります。
同じ投薬治療でも、症状によってライフスタイルが大きく変わります。
入院をしているときでも治療の副作用で髪の毛が抜けるときには医療用ウィッグを使いたいでしょう。
そして、様々な日常生活によりシャンプーの頻度はどれくらいがベストかです。
病室は空調管理がされているので、夏場でもそれほど汗をかきません。
また常に装着していないのであれば汚れもあまりないかもしれません。
その場合は1週間に1度やもう少し間を空けてもいいときもあるでしょう。
一方働きながら治療をしている人だと朝に装着をして1日を通じて装着をする生活になります。
となると夏はもちろんですが冬などでも汚れが付きやすくなります。
一定の頻度で洗ってあげる方が長持ちするでしょう。
季節による汚れ具合で間隔を考えると良いかも知れません。
汗をかきやすい夏場は数日に一度ぐらいは洗う方がいいでしょう。
冬場でも汚れるので1週間に一度くらいは洗うようにします。
室内で一時的に利用するくらいなら夏場でもそれほど多く洗う必要はありません。
使い方によっても頻度は変わるでしょう。