医療用ウィッグは風で外れない?
高額となるため、失敗して購入はしたくないものです。
品質が良くとも、しっかり固定できないのならズレたり、風で外れることもあるのではないでしょうか。
何かしら対策ができるのか、また適した製品を購入するためのポイントを押さえておくのが大事です。
安定していないから外れてしまう
医療用ウィッグを身に付けた際、恥ずかしいトラブルが起こらないように、購入する際には実際に身に付けてから選べる実店舗で試着してみるのが良いでしょう。
かつら同様に検討している人からは、風で外れないのか?という疑問の声が聞かれています。
実際、ズレが生じた後、外れることもあるようです。
見た目も自分の髪のように作られているために、被っていると知られてしまう心配は少ないようですが、ズレたりして外れてしまいバレてしまうケースもあるようです。
外れてしまう原因はインナーキャップを被っていないことにもあり、安定しないことで風にあおられれば、外れることも可能性としてあります。
毛量によって選ぶのもポイントで、脱毛症では頭髪があまりない状態です。
ツルッとした地肌にはコットンタイプを選ぶのが良いでしょう。
一般的にインナーキャップを被った上から医療用ウィッグを付けますが、ツルッとした地肌ならばシリコンなどの滑り止めが付いているものを選びましょう。
その方が頭が激しく動いたとしても、ズレにくくなります。
外れる原因は着け方
医療用ウィッグがズレるのはサイズが合っていないことも考えられます。
しかし、風で外れるのならば軽さがあるからというケースもあります。
メーカーによっては、わずか70gの軽量で販売されています。
違和感もなく快適に使用することを謳っていますし、風に飛ばされないように重さがあれば良いワケでもなく、この場合には常に不快感を覚えるようです。
また、その重さが首などにまで負担となるケースもあります。
医療用ウィッグが風で外れるのは、大概が着け方の問題です。
しっかり固定されていないから弱風であっても外れる問題が起こってしまいます。
各メーカーによって、正しい付け方を指導してくれますし固定するパーツにも違いがあります。
例えば、一般的となる付け方はアジャスターを頭のサイズに合わせて開き、おでこの生え際や襟足に合わせるように、前後左右のバランスを見ながら被ります。
しかし、外れることが心配ならば、別途ピンなどで固定しましょう。
医療用ウィッグにも、クリップで自毛を挟むタイプもあれば、コームで自毛に差し込むタイプもあり、しっかり固定されていないことが原因になることもあるようです。
対策としては、女性ならばカチューシャで外れにくくすることもできそうです。
スポーツ用だったり帽子付きを選んでみる
医療用ウィッグが風で外れないならば、マラソンやジョギング、スポーツを楽しむこともできそうです。
医療用ウィッグはオーダーメイド品、頭の形にフィットすることが前提で作成されていますし、現にスポーツ用もあります。
外で運動する時のことを考えてあるので、多少の雨風にも問題なく身に付けられるようです。
しかし、機能性がある分だけ、高額というのも気になります。
両面テープやかつら用接着剤などで固定すれば、簡単に外れることはないようです。
こうしたトラブルを防ぐにも、手軽さから帽子付き医療用ウィッグを検討してみるのも一法です。
帽子の種類も豊富で、気分に合わせてスタイルを選ぶことができたり、前髪を出したり流したり、帽子付きならばおしゃれの幅が広がります。
もちろん、風になびいても飛ばされる心配もありません。
医療用ウィッグでも風で外れることはゼロではありません。
それは、身に付けた際の固定がしっかりされていないことや、直接医療用ウィッグを被ってしまうことにもあるようです。
正しい付け方ができなくとも、対策用となる帽子付きも利用できます。