医療用ウィッグの保管方法を知ろう
抗ガン治療などで髪の毛を失った方に欠かせないアイテムとして医療用ウィッグがあります。ウィッグを使う際には、保管方法を知っておく必要があります。
長くウィッグを使うためにもどのように扱ったらいいのかを知っておきましょう。ここでは正しい扱い方、長持ちさせるコツを紹介します。
扱いが悪いとウィッグはどうなるの?
ウィッグは人工的に作られていることもあり、それほど収納に気を付けたり手入れなどしたりしなくても、そのままの状態を維持できるのではないかと考えている人もいるでしょう。髪の毛でもケアが悪いと枝毛ができてしまったり、乾燥してパサパサしたりしてしまいますよね。その状態と同じようにウィッグもケアの仕方や管理が悪いだけで毛が折れ曲がってしまったり不自然なクセが付いたりしてしまいます。このような状態にならないためにもウィッグの正しい扱い方法を身につけておく必要があります。
ウィッグのスタイリングは日頃のウィッグの扱い方が重要です。正しい管理をしていればすぐに身につけることもできるでしょう。間違った管理をしていたウィッグを身につけることで周りの人への印象も悪くなってしまうこともあります。ウィッグは髪の毛を失った方に自信を与えてくれます。そんなウィッグは自分の髪と同じように大切に扱うようにしましょう。
ウィッグの正しい管理の方法を身につけよう
毎日ウィッグを身につけるならウィッグスタンドを使うようにしましょう。平らな場所に置いてしまうと不自然なクセが付いてしまいますが、ウィッグスタンドを使うことで自然な髪の流れを保つことができます。またウィッグスタンドは衛生面を保つためにも有効です。肌に身につけることになるウィッグは管理方法が悪いと雑菌の繁殖を招く心配があります。ウィッグスタンドを使うことで通気性もいいので雑菌の繁殖を防ぐことにもつながります。
いくつもウィッグを購入すると、よく使う物とあまり使わない物が出てくるでしょう。よく使わないからと安易に保管をしてしまうと型崩れの原因となります。箱などに入れるときには綺麗に洗ってからブラッシングをして、型崩れをしないように紙などに包んで箱に入れるようにしましょう。毛先をU字にまとめておくと変なクセも付きにくいです。一度クセがついてしまうと修正するのは難しいので、日頃から正しい管理方法でウィッグの状態を良好に保ちましょう。
保管方法だけでなくケア方法も身につける
お気に入りのウィッグはできるだけ長く使いたいものです。長くウィッグを使うためには保管方法も重要ですが、日頃のケアもポイントです。まず大切なのは髪の毛と同じで定期的にシャンプーをすることです。人工的に作られたウィッグも毎日使っていれば汚れてきますし、雑菌の繁殖も心配です。定期的にシャンプーをして衛生状態を保ちましょう。
ウィッグは長く使っているとツヤがなくなってくることがあります。そんなときにはオイルスプレーを使ってツヤを取り戻しましょう。このようなケアを定期的にすることで劣化を防ぐことにもなります。その他にも定期的なブラッシングも長持ちさせることにつながります。本格的に絡まってしまうとほぐすのは難しいです。このタイミングでブラッシングをすると力も入ってしまいウィッグを痛める原因になります。無理なブラッシングを避けるためにも絡まってしまう前に丁寧にブラッシングをしておくことも長くウィッグを使うためのコツです。
最近のウィッグには様々な種類があり、ファッション感覚で楽しむこともできます。ただ髪の毛とは違い、間違った管理をしているとすぐに劣化してしまう原因にもなってしまいます。正しい管理方法やケア方法を身につけてウィッグで楽しい生活を送りましょう。