医療用ウィッグで選べる髪色とは
医療用ウィッグは実に多くのヘアスタイルがありますが、髪色も自由に選びたいと考えている人も多いでしょう。今回は医療用ウィッグの人気の髪色についてお話しします。医療用ウィッグの利用を考えている人はぜひ参考にしてください。
黒や茶などの自然なカラーが人気
髪があるとないでは外見の印象は大きく変化します。とくに抗がん剤治療ではすべての髪を失うことも多く、とくに女性は精神的なダメージを受けることも少なくありません。
とはいえ、治療が終われば髪はまた復活しますので、その間は医療用ウィッグでおしゃれを楽しむことも考えてみましょう。今では、おしゃれ用のウィッグと同じぐらい、さまざまなヘアスタイルが楽しめるようになっています。髪色も自由に選ぶことができますが、やはり黒や茶などの自然なカラーが人気です。元の髪色に似たカラーを選んでおけば、より自然になじませることができるのではないでしょうか。
黒もあまりに真っ黒なものよりも、適度な明るさがあるほうが自然に見えます。茶色とひとことにいっても、黒に近いものから、金髪に近い明るいカラーまで幅広く用意されています。ウィッグではかなり奇抜なカラーも用意されていますが、医療用の場合は日常生活で使うものなので自然な髪の毛の色に近いものが向いているといえるでしょう。
おしゃれなヘアカラーが楽しめる
若い世代はさまざまなヘアカラーを楽しむ人が多くなっていますが、医療用ウィッグでもアッシュカラーなどの今どきの人気カラーが用意されています。お店によっては、かなり豊富なヘアカラーも用意されていますので、若い世代も楽しんで選べるのではないでしょうか。
そして、ウィッグは単色のものもありますが、より自然な仕上がりを得るのであればブレンドカラーを選ぶこともおすすめです。美容室では立体感を出すために数種類の色で染めることもありますが、ウィッグでも、数種類の髪色をブレンドしているものもあります。こうしたタイプなら、単色のウィッグよりも立体感が出ますし、見る角度や光の加減によって、印象を変えることもできます。
人毛タイプのウィッグであれば、ヘアカラーを施すこともできますので、購入したものの色が気に入らないという場合は染め直すことも考えてみてはいかがでしょうか。染め直したい場合は、専門店や美容室に相談してみましょう。
年配の方におすすめの白髪ウィッグ
年配の方の場合は、すでに白髪交じりのグレイヘアや白髪にしていることも多くなっています。それゆえ、普段髪を白くしている人なら、茶色や黒のウィッグを使うことで若返り効果を楽しむこともできます。見た目が若くなることは、精神面にもよい影響が期待できますので、病気の回復にも役立ちます。普段はカラーリングをしない人も、自毛が伸びてくるまで若い髪色に挑戦してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、やはり普段と同じような髪色のほうが安心するという人も少なくありません。医療用ウィッグは幅広い年代に対応していますので、グレイヘアや白髪タイプも用意されています。
自然な仕上がりを得るためには、色合いがよいことも大事ですが、やはり髪質のよさも大事ですので、購入するときは、試着もしながらよいものを選んでいきましょう。長時間でも快適に装着できることが大事ですので、通気性のよさや軽さなどもチェックしておきたいところです。お手入れが簡単にできるかどうかも調べておきましょう。
医療用ウィッグも最近では、さまざまなヘアスタイルが用意されていますが、髪色も豊富に用意されています。黒や茶色の自然なカラーはとくによく選ばれていますが、アッシュカラーなどのおしゃれな色、年配の人に向けた白髪なども用意されています。