人毛の医療用ウィッグは染められる?
ヘアスタイルのオシャレの一つとしてカラーリングがあります。
白髪を黒髪にするだけでなく、黒髪の色を落として茶色っぽくしたいときもあるでしょう。
人毛の医療用ウィッグでもカラーリングが可能かどうかを調べてみましょう。
頭皮から生えている髪の毛と同じ扱い
白髪が増えてきたからと黒く染めたいと考える人がいるでしょう。
白髪を解消する商品などがたくさん出ていて、家庭でも比較的簡単にできるようになっています。
さらに最近はオシャレでカラーリングをする人がいます。
黒髪を茶色にするだけで大きく印象を変えることができるので、イメージチェンジをしたいときに美容院などでしてもらうときがあるでしょう。
では人毛の医療用ウィッグは染められるかどうかです。
カラーリングは薬剤を使って行いますが、これは人毛に反応するように作られています。
頭皮から生えていないと染まらないわけではなく、切ったものでも抜けたものでも色が付けられます。
ですから購入後に別の色にしたいときにはその色に染めることができます。
地毛と同じ扱いなので、自分で行っても美容院で行ってもいいでしょう。
美容院ならウィッグなどを扱っているところに行くときれいにしてもらえます。
注意としては地毛同様に毛そのものを傷める原因になります。
寿命が短くなる可能性があるのでそのつもりで行うようにしましょう。
何度も行っているとセットがしにくくなるかもしれません。
暗い色にするときと明るい色にするとき
高齢になると黒髪に白髪が混じったりしてきます。
高齢なら白髪があってもそれほど違和感がありませんが、若い人でも白髪が多くなる人もいます。
白髪で年齢が高く見られる人もいるでしょうが、濃い色にすれば若々しく見せられるようになるでしょう。
人毛の医療用ウィッグを利用するときは、最初に好みの色のタイプを選びます。
黒っぽいものや茶色っぽいもの、年齢に合わせて白髪が入っているものを作るときもあるでしょう。
ただ使っているうちにイメージチェンジがしたくなり、その色以外にしたいときもあります。
まずはメーカーに確認して、染められるのであれば挑戦してみると良いでしょう。
注意として暗い色にするときと明るい色にするときで違いが生じやすいことが挙げられます。
暗い色にするときは比較的染まりやすいですが、明るい色にしようとすると難しくなるときがあります。
きれいに同じ色になってくれればいいのですが、ムラができてしまうときもあるので十分注意した方がいいでしょう。
人工毛とのミックスタイプはどうなるか
かつらやウィッグは何からできているかですが、人毛の物もあれば人工毛の物もあります。
人工毛となるとビニールのような見た目ですぐわかるのではないかと考えている人がいます。
100円ショップなどで変装用のものが売られていますがそのイメージでしょうが、人工毛の品質は非常に高くなっていて、見た目はほとんど人毛と変わりありません。
価格としては人工毛100パーセントが比較的安く、人毛100パーセントが高めになります。
それ以外に人工毛と人毛の混毛タイプがあり、医療用ウィッグでも選べるメーカーがあります。
人毛100パーセントに比べると安く作ることができ、人毛が多い分人工毛100パーセントよりも自然な風合いなので選びたくなるかもしれません。
では人工毛とのミックスタイプが染められるかですが、メーカーによって対応が異なりますが基本的には難しいとされています。
人工毛は人毛のような化学反応をさせることができないためでしょう。
ただ人工毛の中には可能なものもあり、それと人毛のミックスタイプであれば100パーセント人毛の物と同様に扱うことができるでしょう。
人毛は頭皮から生えていなくても色を付けられるので可能になります。
しかし色の変化において暗い色にするときはいいですが、明るい色にするのが難しい場合もあります。
人工毛とのミックスは基本的に難しいものの、可能なタイプもあります。